ガールスカウトについて








ガールスカウトは「自ら考え行動できる女性」を育てています。
ガールスカウトは、現在150の国と地域で、約1,000万人の会員が活動する少女と女性のための団体です。日本では47都道府県すべてに活動の拠点があり、5歳から100歳を超える女性、約4万人のガールスカウトが活動しています。2020年、日本のガールスカウトは100周年を迎えます。

ガールスカウトでは、「あなた」が主役です。

”ガールスカウトは、考える力・行動する勇気・そして、支えてくれる仲間を得て、あなたが成長する場所です。

あなたができることを増やし、自信をつけ、新しい自分を発見し、もっと素敵な未来の自分・よりよい世界をつくるチャンスが、ガールスカウトにはあります。”

「自分は将来何になりたいのだろう」「なぜ自分の周り・世界ではこんなことが起こっているのだろう」「何とかしたいけれどどうしていいのかわからない」−正解のない世界で、自分で考えて未来を切りひらき、多様な価値観を持つ仲間と共に行動する力は、家庭・学校・塾だけでは、はぐくまれません。ガールスカウトでは、少女たちが世界に目を向け、自分自身や社会課題に対して挑戦し、経験と自信をつけた女性に成長できる場を提供します。また、自分のためだけではなく、仲間・地域社会・世界に貢献できる、チェンジ・エージェント(変化の担い手)となるよう、リーダーシップ能力の開発にも力を入れ、少女と女性にとって、より幸せな未来と社会の実現を目指しています。

  ガールスカウトジャーニー 〜成長ステージに合わせたテーマ〜

ガールスカウトは、小さい女の子だけのものではありません。
少女から、大人の女性まで、何歳になっても「ガールスカウト」なのです。
ここでは、さまざまな年代の女性たちが一緒に学び、活動をしています。
小さいときは大人の指導者からたっぷりの愛情を注がれて成長します。
大人になったらその愛情をまた次の世代に注ぎ、さらに自分も成長します。

ガールスカウトは一生を通して経験できる生涯教育―Journeyジャーニーです。

ガールスカウトが大切にしていること
ガールスカウトには決められた活動はありません次の3つのポイントを大切にしながら、自分たちでやりたいことを見つけ、計画を立て実行することで、「いろいろなことができる自分」を広げていきます。
活動の3つのポイントのプログラム
1.自己開発
  興味を持ったことに挑戦することで新しい自分の可能性を発見し、自分で考えて実行をする力を身につけます。
少女たちがそれぞれに与えられている能力を十分に発揮して「役立つ人」になっていくためには、 自分には何ができるかを知り、その力を常にみがいていくことが必要です。 いろいろな分野にわたる幅広いガールスカウト活動に参加することを通して、 自分自身の能力を発見すると共に苦手なことにも挑戦し、「自分のできること」の範囲をひろげていきます。
2.人とのまじわり 
  さまざまな人との交流を通じて、いろいろな考え方や文化を知り、お互いを尊重しあうことを学びます。
核家族が増え、異年齢の人々とのつきあいが減り、人づきあいを上手にできない子どもが増えています。 ガールスカウトでは小学1年〜3年生、4〜6年生、中学1〜3年生、高校1〜3年生と違う学年の少女たちが小グループになって活動し、 互いに学び合います。
3.自然と共に
  キャンプやハイキング、植樹などの野外活動を通じていのちや自然の大切さを身近に感じることで豊かな心を育てます。
ガールスカウトでは野外活動を重視しています。 現代の子どもに欠けている、生活者としての知恵や技を、自然の中での生活を通して体得していきます。 ハイキングやキャンプなどで、自然の中で暮らすテクニックを覚えるだけでなく、 豊かな情操を養うと共に自然環境保護等へも関心を持ち、そのための行動も起こしています。